千柩堂Chikyudo

WebサイトでInstagramグラフAPIを使用する、ふたつの方法

Photo by Patrick Tomasso on Unsplash

前提状況

自身の所有するInstagramアカウントの投稿情報を取得し、最大10件の投稿画像URLとその記事URLをWebサイト上に呼び出したい。

これを実現しようとすると、InstagramグラフAPIを使用する必要がある。

正規の方法

参考ページ:アプリレビュー – アプリ開発 – ドキュメンテーション – 開発者向けFacebook

Facebookの審査(アプリレビュー)を通す必要あり。InstagramグラフAPIを正規のプロセスで使用するには、要となるinstagram_basicのほか、付随してmanage_pagesなどの権限が求められそれらすべての審査をこなさなければならない。提供しなければならない情報が多いため、なにかと手間のかかる印象。申請の処理にかかる期間は一週間未満で、ほとんどの場合は2〜3日で完了すると説明されている。

途中まで審査の申請準備を進めたが、キャストスクリーンなるものとmanage_pagesの権限も申請が必要だといわれたところで心がおれた。

かんたんな方法

参考ページ:Instagram API廃止に備えてInstagram Graph API(グラフAPI)へ移行 | himemo.net

実際のAPI取得手段は上記の参考ページを参照。

正規の方法の段落にある各権限は、Facebookアプリを公開モードとして使用したい場合、前述のプロセスをふまないと使用できない。しかし開発モードのままであれば前述のほかほとんどの権限を申請なしで使用することができる。つまり審査をスルーして必要な設定さえすませれば、APIが使えるようになる。ためしにこの方法でAPIを取得してみたところ、おおよそ問題なく動作しているようだった。

OGP用途などでつくったFacebookアプリを開発モードのまま使用するとなんらか機能に支障がでる可能性があったり、ライクボタンのジェネレータで注意が表示されたりすることがある。開発モードのまま使用する、というのはそのような懸念を孕んでいるものではあるということを認識しておくことが望ましい。

ただそれほど恐れずともかまわないだろう。以前Instagramから提供されていたAPIも正規のプロセスで審査を通そうとすると、とんでもなく手間と時間がかかるといわれていた。今回の前提のような用途においてはSandboxモード(註:開発モード的なもの)でじゅうぶん機能したため、審査を通さずSandboxモードのままでAPIを活用している事例も多くあった。InstagramグラフAPIでも同様の状況にあるイメージだ。

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