千柩堂Chikyudo

Fondue Fondue Party

土曜、弟の誕生日パーティーをした。

母がたくさん具材を用意してくれて、なんとも豪華。いろどりあざやか赤黄のパプリカ、ちょうどよく熟れているアボカド、りっぱに茹であがったブロッコリー。たけのこ、きのこの山菜に、魚介はえび、ほたてがたっぷり盛られてカリッと香ばしいトーストも。母の手はいつもまほうの手だ。

朝いち、バスにゆられて買いに行ったというニトリのチーズフォンデュセット。なべからピックまで必要なもの一式がこれひとつですべて揃い、お値段も千円すこしとお手頃。電子レンジやオーブンでもつかえる耐熱陶土製。下ごしらえの時短もかんたん。

とろとろのチーズがぷくぷくおどるなべがいよいよセットされ、いざフォンデュ。ひとくちサイズのおおきな具材にたっぷりとからむとろけたチーズ。見た目からしてたまらない。そして、おいしい。家でチーズフォンデュをしているというたのしさも相俟って、いっそうおいしく両のほっぺたをふくらました。

記念日のケーキにはおどろきとわくわくが必要。それが私の信条。味はもちろん見た目にも、わあっとひとみをかがやかせておどろくようなよろこびがほしい。

タルト好きの弟には、ことしも私の贔屓の店、ファウンドリーのタルトを贈った。旬のせとかがふんだんにつかわれている、みずみずしい橙いろがうつくしい。めずらしいココアタルトはガトーショコラのような濃厚とした舌ざわりで、せとかのあまみをたっぷりふくんだおだやかな酸味によくなじんだ。

フォンデュをするならはずせないとしたくされていたチョコフォンデュは、だれもかれもチーズフォンデュとケーキですっかりおなかをふくらませてしまい、翌日のランチの主役となった。

昼間からチョコレートのうみにたっぷりひたしたマシュマロ、いちごをつぎつぎとほおばるぜいたく。用意したサワークリームオニオン風味のチップスは独特のすっぱい塩っ気とチョコの甘みがからみあって、絶妙な調和を生んでいた。

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